Q.お問い合わせ内容
雇用保険の資格取得届等で「オートメーションエラーです。例外が発生しました。」とメッセージが表示されます。
『台帳』を利用する上で必要となるWindowsの機能を有効にしている(詳細はこちら)のですが、どのようにしたらよいでしょうか。
A.回答
Microsoft Officeの設定による影響とみられる弊社ソフトへの影響を、『台帳』内の複数の機能かつ、一部環境で確認しています。
確認できているエラー事象と原因(2023年1月19日現在)
下記事象1・2が発生する場合の原因は、該当パソコンのMicrosoft Officeの設定による影響の可能性がございます。
詳細については、以下「設定の確認と変更手順」をご確認ください。
<エラー事象1>
雇用保険の資格取得届で「被保険者選択」をクリックすると、「オートメーションエラーです。例外が発生しました。」と表示される。
<エラー事象2>
書類送付案内より封筒印刷「封筒A」「封筒B」を開き、「選択」をクリックすると、「オートメーションエラーです。エラーを特定できません。」と表示される。
設定の確認と変更手順
- Excelを起動し、リボンメニューから「ファイル」を開きます。
- 「その他」もしくは「オプション」をクリックします。
- 「アドイン」をクリックし、「管理(A):」より▼をクリックし、「COMアドイン」を選択し「設定」をクリックします。
- 「Microsoft Data Streamer for Excel」にチェックが入っていたら、チェックを外して「OK」とします。
※以下画像とは異なり「WinZipExpressForOffice」の項目がある場合も、チェックが入っていたら、チェックを外して「OK」とします。 - 起動中のExcelをすべて閉じてから再度『台帳』を起動し直して、エラーが解消されているかご確認ください。
上記対処方法でエラーが解消しない場合
Microsoft Officeのバージョンが【2212】の一部環境での発生と、【2211】へのダウングレードでの解消事例を確認しています。
対象環境および対処方法についての詳細は、以下の内容をご確認ください。
エラー事象を確認している対象環境
Microsoft Officeのバージョン【2212】が適用されている一部環境
※既に【2212】が適用されていてもエラー事象が発生しない環境もあります。
【2212】が適用されている場合の対処方法
動作保証環境である「最新チャネル」の場合:
以下の操作で、【2211】へのダウングレードをお願いいたします。
ダウングレード方法
- パソコンで起動中のアプリを全て終了してから、下記「復元プログラムのダウンロード」をクリックします。
▸ 復元プログラムのダウンロード - デスクトップ左下に表示される「ISCC.zip」をクリックします。
- パソコンの設定により、保存先が異なります。
デスクトップに保存される場合は、手順4へ進みます。
「ダウンロード」フォルダに保存される場合は、「ISCC.zip」をデスクトップに解凍します。解凍後のイメージは以下画像のとおりです。 - フォルダ内にある「ISCC.bat」の上で右クリックし、続いて「管理者として実行」をクリックします。
【「WindowsによってPCが保護されました」と表示される場合】
お使いのPCによって表示が出る場合があります。 表示された場合は、「WindowsによってPCが保護されました」の「詳細情報」をクリックし、「実行」ボタンをクリックしてください。 - 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」で「はい」をクリックすると、「Officeの更新プログラムのダウンロード」が開始されます。 なお、作業完了までの所要時間は、5~20分程度です。
- 以下の状態になりましたら、ダウンロードは完了です。 起動中のOffice製品の終了を促す表示がある場合は終了します。
- ソフト起動時のエラーが解消しているかをご確認ください。 なお、デスクトップにある「ISCC」フォルダは削除して構いません。
動作保証対象外である「最新チャネル(プレビュー)」の場合:
Microsoft社へお問い合わせください。
弊社ソフトの動作保証環境は「最新チャネル」となり、「最新チャネル(プレビュー)」は動作保証の対象外となります。
「最新チャネル(プレビュー)」をご利用の場合は、「最新チャネル」への入れ替え等をお願いいたします。
■最新チャネル(プレビュー)のイメージ
ダウングレード後も【2212】が自動的に適用されることで、特定の処理において影響を及ぼす可能性が考えられることから、上記対応と併せてMicrosoft Office更新プログラムの停止もご検討ください。しかしながら、弊社環境では当該事象を再現できていないため、更新再開時期のご案内ができかねます。もし弊社環境でも再現できた場合は、本ページへの追記にてお知らせします。
Microsoft Office 更新プログラムの停止方法
- Excelを起動し、リボンメニューから「ファイル」を開きます。
- 「その他」もしくは「アカウント」をクリックし、続いて「更新オプション」を開きます。
- 「更新を無効にする」をクリックします。続いて、「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」の表示は「はい」を選択します。以上で停止操作は完了です。
なお、上記の手順2で「更新オプション」をクリックした際に、下図の状態になっている場合は、すでに更新が無効になっています。停止操作は必要ございません。