Q.お問い合わせ内容
年度更新にて賃金集計表を作成する際、二元適用事業として読み込みし、保存データを作成しました。その後保存データを読み込むと、賃金集計表や申告書の算定内訳の欄が、二元適用事業ではなく一元適用事業として表示されます。どのようにしたらよいでしょうか?
A.回答
ご不便をおかけし誠に申し訳ございません。Ver11.00.07で確認している不具合です。
賃金集計表より二元適用事業(労災保険)としてデータを集計し、保存データを作成していても、保存データを読み込むと一元適用事業として算定内訳欄が表示されることを確認しております。
また、二元適用事業(雇用保険)の場合であっても、作成した保存データを上書きしていると、一元適用事業に保存データの内容が書き換わっている可能性があります。
【影響がある箇所】
- 賃金集計表の下段にある「令和4年度確定保険料算定内訳」
- 申告書の「期間別確定保険料算定内訳」
こちらは次回バージョンアップ(2023年6月中旬予定)にて修正いたしますが、お急ぎの場合は下記の手順にて、修正プログラムのダウンロードをお願いいたします。
※こちらの修正プログラムは、下記事象にも対応しております。
【不具合報告】年度更新で労災・雇用保険料算定基礎額が同額の場合、保険料のお知らせの概算保険料が「0」になる
修正プログラムの適用方法
※以下パスワードは「Ver11.00.07」限定となります。
※『台帳』が1台のパソコンのみで起動されている状況で実施してください。
- 台帳起動画面から「ツール」をクリックします。
- 「ダウンロード」をクリックします。
- パスワード【202305181245】を入力し、「ダウンロード」をクリックします。
- 「ファイルを取り込みますか?」で「OK」をクリックします。
- システム更新画面で「実行」をクリックします。
- 『台帳』が自動で閉じますので、再度起動して処理ファイル「年度更新」を開いて保存データを読み込んでください。算定内訳欄が正しい表示になっているか確認してください。
「現在の適用事業」の赤字表示について
上記修正プログラムを適用すると、賃金集計表の下段にある「令和4年度確定保険料算定内訳」内に現在の適用事業を表示するよう変更しました(下記画像参照)。
「適用事業切替」ボタンで、一元適用事業・二元適用事業の切り替えが可能です。切り替えたあとは、必ずデータを保存してください。