Q.お問い合わせ内容
処理ファイル「事務組合」や「事務組合一括有期」の「特別加入者等の登録」にある年次更新は、事務組合の処理年度を切り替えるためにおこなうのでしょうか?
A.回答
処理ファイル「事務組合」や「事務組合一括有期」の処理年度は、事業所台帳の処理年度やお使いのパソコンの日付設定をもとに自動で切り替わります。
そのため、「特別加入者等の登録」画面にて「年次更新」をおこなっても処理年度は切り替わりません。
「特別加入者等の登録」画面にある年次更新では、下記3つの処理を自動的におこないます。
1.特別加入者の更新
概算データの基礎日額と月数を確定データへコピーします。
区分を「新(新規)」から「継(継続)」に変更します。
※「脱退年月日」が入力されている特別加入者データはコピーされません。別途、削除が必要です。
2.申告済保険料の更新
前年度に納付した概算保険料額を申告済保険料に登録します。
3.保険関係等のデータの更新
前年度の概算枠の内容(保険関係・業種番号・メリット料率)を確定枠へコピーします。
なお、これらの処理は「年次更新」ボタンを使わず、手入力でおこなっても構いません。
注意事項
- 「年次更新」は1回のみおこなってください。2回以上おこなった場合、申告済保険料の訂正が必要となります。
- 1つの事業所で複数の労働保険番号がある場合でも、年次更新は1回のみとし、複数回おこなう必要はありません。
- 以下の場合は年次更新の操作は不要です。
- 初めて事務組合の処理をおこなう場合
- 減額訂正データを作成している場合
- 前年度の保存データがない場合
- すでに手入力で本年度の年度更新用にデータを登録している場合
詳細については各マニュアルをご参照ください。