Q.お問い合わせ内容
保険料のお知らせを作成すると、介護保険料の端数が1円違うようです。計算方法を教えてください。
A.回答
本人負担分の円未満の端数処理は、台帳MEMU画面にある「事務所情報他」の「パターン料率」で設定した端数処理に基づき計算します。一般的には「50銭以下切捨」で設定しておきます。
会社負担分は「本人料率+会社負担料率」に標準報酬月額を乗じて得た金額より、本人負担分を差し引いています。合計で円未満を切り捨てます。
介護保険の端数処理について(セルズソフト共通)
セルズソフトでは、介護保険料は以下のように計算します。
例)
標準報酬月額280,000円
健康保険料率:50.05/1000
介護保険料率:9.1/1000
端数処理の設定は50銭以下切捨の場合
- 標準報酬月額に健康保険と介護保険を合算した料率を乗じて合計保険料を算出します。
280,000 × (50.05+9.1) ÷ 1,000 = 16,562(健康保険料と介護保険料の合計金額) - 健康保険の料率を乗じて健康保険料を算出します。
280,000 × 50.05 ÷ 1,000 = 14,014 - 1.で計算した合計額から2.で計算した金額を差し引いて介護保険料を算出します。
16,562 - 14,014 = 2,548
※会社に送付される社会保険の納付書は、健康保険と介護保険を合算して計算しているため、介護保険単独では端数処理はおこないません。