Q.お問い合わせ内容
台帳を使用中にExcelが固まり、よく強制終了してしまいます。
入力していたデータが保存できずに閉じられてしまうため困っているのですが、パソコンを買い替えるしかないのでしょうか。
A.回答
強制終了する原因は様々であり、その都度原因を特定することは困難です。
しかし、下記①~④の対処で発生頻度が改善される場合もありますので、よろしければ一度お試しください。
①ソフトをセキュリティソフトの除外設定の対象にする
除外設定の方法は、インターネットで「(セキュリティソフト名) 除外設定 方法」等と検索すると、
分かりやすい記事が発見できると思います。もしくは、セキュリティソフト業者のサポートセンターへ直接お尋ねください。
②他のアプリケーションを閉じ、PCに掛かる負荷を軽くした状態でソフトを操作する
フリーズの原因として最も可能性が高いのは、PCに負荷がかかりすぎることです。
複数のアプリケーション(ソフト)を開いているとPCに過大な負荷がかかり、強制終了の原因となります。
PCの性能にもよりますが、セルズソフトのみを起動している場合でも処理ファイルを複数同時に開くと負荷がかかり、フリーズしやすくなるケースもあります。
③Windowsの設定で「パフォーマンスを優先」にしてみる。方法はネット検索等でお調べ頂ければ幸いです。
④Excelの「自動保存」の設定を変更する
自動保存はExcelの機能です。停電等で突然パソコンの電源が切れる等の場合に備え、指定された間隔でファイルを保存(複製)します。自動保存が開始するタイミングと同時に印刷等の操作をすると、Excelがフリーズして強制終了することがあります。
インストール時の初期設定では10分ごとに自動保存する設定になっています。
- 台帳を開きます。(台帳に限らず、Excelを開けばOKです。)
- 左上のファイルからオプションを開きます。
-
方法1.自動保存をオフにする
「次の間隔で自動回復用データを保存する」チェックを外し、「OK」します。
方法2.自動保存の間隔を長めにする(自分の操作と重なる可能性を少なくする)
※最大120分間隔まで設定可能です。
なお、上記の設定は台帳や他のセルズソフトに限らず、設定したパソコン上でExcelで開くすべてのファイルに適用されます。念のため自動保存の機能は生かしたいという方は、方法2をお試しください。
また、自動保存は上書き保存とは異なります。
Excelであらかじめ決められている下記の場所にファイルを複製されますが、台帳では複製されたファイルは利用できません。下記の場所がよくわからないという方は、自動保存機能をオフに(方法1)するほうが良いかもしれません。