2022年9月15日追記:
回答内に「注意事項」を追記しました。
Q.お問い合わせ内容
自社の手続きを『台帳』でおこうために、自社用と別事業所用で『台帳』を分けて管理しているのですが、分けているにもかかわらず別の『台帳』で申請したデータも電子申請データ一覧に含まれてきてしまいます。
特定の事業所の手続きを申請データ一覧に表示しないようにすることはできますか?
A.回答
『台帳』Ver10.00.04 から、特定の事業所を申請データ一覧で処理者にのみ表示する設定ができるようになりました。
以下の操作方法をご確認ください。
また、Ver11.00.00(2022年8月24日提供)以降「電子申請API」に対応したことにより、「注意事項」もご確認ください。
操作方法
- 設定
非表示設定にしたい事業所の会社情報を開きます。 会社情報の電子申請タブより、「申請データ一覧表示設定」で”表示しない”にチェックを入れて「設定」をクリックします。 - 非表示設定の事業所の電子申請案件を開くには
まず、非表示設定をしている事業所のメイン画面を開きます。続いて、ExcelのリボンよりCellsドライブ>申請データ一覧へ進むことで、非表示設定にしている該当事業所の電子申請データだけが申請データ一覧に表示されます。 - 非表示設定の事業所の電子申請送信
1.通常と同じように電子申請データを作成します。
2.「送信トレイに保存されました。作成したデータを電子申請しますか?」のメッセージは「キャンセル」を選択します。
「OK」を押すと電子申請一覧が表示されますが、非表示設定している事業所は表示されないため作成した申請データが表示されず、送信できません。
3.一旦事業所メイン画面に戻ってから、Excelのリボン「Cellsドライブ」より申請データ一覧を開きます。非表示設定にしている該当事業所だけが表示されますので、「電子申請データ一覧」タブより「送信」をおこなってください。
注意事項
「電子申請API」では、『台帳』で使用するe-Govアカウント(※)にてe-Govへログインすると、『台帳』からおこなう電子申請の内容がe-Govサイト内で表示されます。(詳細は「こちら/【重要】「電子申請API」対応の背景と変更点⑤」をご確認ください)。
具体的には、非表示にしてある特定の事業所についても、台帳専用のe-Govアカウントでログインすることで、申請内容が表示・確認ができてしまいます。
そのため、台帳専用のe-Govアカウントは管理者の方に取得していただいたうえで、e-Govアカウントのメールアドレス・パスワードは管理者の方のみが管理し、社内で共有なさらないようご注意ください。
なお、複数のe-Govアカウントをご利用の場合は、ブラウザの自動保存機能により、e-Govアカウントログイン画面に、e-Govアカウント(メールアドレス・パスワード)が自動的に表示される可能性がございます(『台帳』ではe-Govアカウント情報を保持していないため、自動的にアカウントを書き替えることはございません)ので、ログインする際はご注意ください。
※Ver11.00.00(2022年8月24日提供)以降に電子申請するためには、「e-Govアカウント」と『台帳』を連動し、トークンを取得する必要があります。(「トークン」とは、電子申請API接続時の本人確認において、認可認証された期限付きパスワードのことです。)