Q.お問い合わせ内容
有給カレンダーを起動すると、「システムエラーです:&H80004005(-2147467259)エラーを特定できません」と表示が出て操作ができません。
また、「データ復元」から保存ファイルを「復元実行」すると「実行時エラー’438’:オブジェクトは、このプロパティまたはメソッドをサポートしていません。」と表示が出て、復元もできません。
A.回答
2022年7月27日現在、有給カレンダーにおいて本事象が発生していることを確認しております。
本事象は、Microsoft Officeのバージョンが【2206】の一部環境で生じていることを確認しております。
既に当該現象が発生している場合の対処方法については、以下手順【2206】が適用されている場合の対処方法の内容をご確認ください。
また、今後【2206】が自動的に適用されることで、弊社ソフトの起動に影響を及ぼす可能性があるため、Microsoft Office更新プログラムの停止をお願いいたします。
更新プログラムの停止方法は、以下手順Microsoft Office 更新プログラムの停止方法の内容をご確認ください。
なお、2022年7月18日時点で、Microsoft社の公式ホームページで公開(※)されている最新バージョンは【2206】となっております。弊社のお客様からお寄せいただくお問い合わせ状況から、一部環境に【2206】が提供されていることを確認しておりますが、必ずしも全ての【2206】の環境で生じているわけではないことも確認しております。
※Microsoft社の公式ホームページの情報は「こちらのリンク先」をご参照ください。
本件に関する追加情報は、以後本ページへの追記にてお知らせいたします。
エラーが発生する対象環境
Microsoft Officeのバージョンが【2206】が適用されている一部環境
【2206】が適用されている場合の対処方法
動作保証環境である「最新チャネル」の場合:
以下の操作で、【2205】へのダウングレードをお願いいたします。
<ダウングレード方法>
- パソコンで起動中のアプリを全て終了してから、下記「復元プログラムのダウンロード」をクリックします。
▸ 復元プログラムのダウンロード - デスクトップ左下に表示される「ISCC.zip」をクリックします。
- パソコンの設定により、保存先が異なります。
上記の「復元プログラムのダウンロード」ボタンのクリック後、デスクトップに保存される場合は、手順4へ進みます。
「ダウンロード」フォルダに保存される場合は、「ISCC.zip」をデスクトップに解凍します。解凍後のイメージは下記画像のとおりです。
- フォルダ内にある「ISCC.bat」の上で右クリックし、続いて「管理者として実行」をクリックします。
【「WindowsによってPCが保護されました」と表示される場合】
お使いのPCによって表示が出る場合があります。
表示された場合は、「WindowsによってPCが保護されました」の「詳細情報」をクリックし、「実行」ボタンをクリックしてください。 - 「Officeの更新プログラムのダウンロード」が開始されます。
なお、作業完了までの所要時間は、5~20分程度です。 - 以下の状態になりましたら、ダウンロードは完了です。
起動中のOffice製品の終了を促す表示がある場合は終了します。 - ソフト起動時のエラーが解消しているかをご確認ください。デスクトップにある「ISCC」フォルダは削除して構いません。
動作保証対象外である「最新チャネル(プレビュー)」の場合:
Microsoft社へお問い合わせください。
弊社ソフトの動作保証環境は「最新チャネル」となり、「最新チャネル(プレビュー)」は動作保証の対象外となります。
「最新チャネル(プレビュー)」をご利用の場合は、「最新チャネル」への入れ替え等をお願いいたします。
■最新チャネル(プレビュー)のイメージ
■最新チャネルのイメージ
Microsoft Office 更新プログラムの停止方法
- Excelを起動し、リボンメニューから「ファイル」を開きます。
- 「その他」もしくは「アカウント」をクリックし、続いて「更新オプション」を開きます。
- 「更新を無効にする」をクリックします。続いて、「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」の表示は「はい」を選択します。以上で停止操作は完了です。
なお、上記の手順2で「更新オプション」をクリックした際に、下図の状態になっている場合は、すでに更新が無効になっています。停止操作は必要ございません。
Microsoft Officeのバージョンが【2206】以外、またはバージョンが分からない場合
お使いのMicrosoft Office製品によっては、バージョンが【2206】以外の環境もございます。【2206】以外、もしくはバージョンが不明の場合で、クイック実行形式で動作する製品をお使いの場合は、更新プログラムの停止をお願いいたします。
※クイック実行形式は、今後の自動更新により予期せぬエラーが発生する可能性があるためです。
※インストーラー形式の場合は、停止の必要はございません。
- クイック実行形式のイメージ
※クイック実行形式には「更新オプション」ボタンがあります。