2023年1月12日追記:
Ver11.00.04バージョンアップ(2023年1月11日提供)にて、従来の電子申請方式「外部連携API」サービスを完全に停止しました。
Ver11.00.04以降はデータ更新および既読処理機能を停止しました。「更新」「取下げ」をクリックすると「外部連携APIデータの対応は終了しています。」とメッセージが表示されます。
2022年10月18日追記:
Ver11.00.02バージョンアッププログラムの提供開始(2022年10月26日(水)14:00予定)と併せて、従来の電子申請方式「外部連携API」による送信機能を停止します。
当社サーバー側の仕様変更になるため、お手元の『台帳』がVer10.00.42以前であっても(Ver11.00.02へのバージョンアップ有無に関わらず)、すべての『台帳』に適用されます。そのため、現時点でVer10.00.42以前のバージョンにて「外部連携API」をご利用の場合であっても、当該バージョンアップ提供日以降は「外部連携API」による新たな手続きを送信することはできません。
※「外部連携API」による送信機能は停止しますが、すでに「外部連携API」にて送信した電子申請データについては、2022年12月31日までの間『台帳』からの状況更新が可能です。
平素は弊社ソフトをご愛顧いただきありがとうございます。
「2022年7月29日に、こちらのリンク先」にてお知らせしましたとおり、8月24日に予定しているVer11.00.00へのバージョンアップにて、『台帳』の電子申請は新しい仕組み(以後、「電子申請API」と言います)に変わります。
本ページでは、「電子申請API」に対応することとなった背景と、『台帳』での主な変更点についてご案内します。
「電子申請API」に対応することとなった背景
e-Gov電子申請のリニューアルに伴い、現在『台帳』でご利用中の電子申請(以後、「外部連携API」と言います)は、2022年12月31日をもって運用終了となり(こちらをクリックすると、e-Govホームページのお知らせへ推移します)、「電子申請API」に切り替わります。
『台帳』の電子申請は、e-Govの仕様と連携して開発しているため、「外部連携API」の運用終了までに「電子申請API」への切り替え対応を求められることになりました。これを受け『台帳』においては、①社労士業界の繁忙期を避けての移行、②9月に控えている社会保険の大幅な仕様変更への対応(詳細は今後のバージョンアップ情報等にてお知らせします)、などの諸事情を鑑み、8月下旬提供のVer11.00.00より「電子申請API」に対応することとしました。
『台帳』での主な変更点について
「外部連携API」から「電子申請API」への変更に伴い、新しい電子申請の手順を覚え直さなくてはならないのかと不安に思われるかと思いますが、ご安心ください。
基本の操作は従来の操作性・使用感から大きな変更はない見込みです。しかし、電子申請送信の仕組みや申請データ一覧画面の一部については変更予定です。詳細については、下記の変更点①~⑤および最下の変更内容比較表をご確認ください。
変更点① e-Govアカウントの取得
以前のご案内(こちらのリンク先をクリック)でもお伝えしているとおり、「電子申請API」で電子申請の送信や公文書の取得等の操作をおこなう場合は、e-Govアカウントが必須となります。
「外部連携API」では電子証明書を用いて本人認証をおこなっていましたが、「電子申請API」では、 e-Govアカウントを用いて本人認証をおこなうためです。そのため事前準備として、Ver11.00.00へのバージョンアップまで(2022年8月24日まで)にe-Govアカウントの新規作成をお願いします。
※以下の②~⑤は、Ver11.00.00以降に対応・確認していただく内容です。
変更点② トークンの取得【Ver11.00.00以降の操作】
まず「トークン」とは、電子申請API接続時の本人確認において、認証認可された期限付きパスワードのことです。
「電子申請API」では、e-Govアカウントを用いて取得したパスワードであるトークンをもとに本人認証をおこない、電子申請データの送信や状況の更新をおこないます。そのため、電子申請を行う際にはトークンの取得が必要となります。
なお、トークンの取得は申請の都度、手動でおこなう必要はありませんが、電子申請の手続き頻度やメンテナンスによりトークンが無効となった場合は、不定期で手動によるトークンの取得が必要となる場合があります。
参考)Ver11.00.00以降からの「トークン取得」クリック後のイメージ
参考)電子申請データを送信する際にトークンが無効になっている場合のイメージ
変更点③ 電子申請データ一覧>詳細画面の状況経過日時の遷移
「電子申請API」からのe-Gov側の変更点として、従来の「外部連携API」では到達日~手続き終了などの状況経過日時情報はe-Govから発信されるため、その情報を『台帳』に表示していました。一方、「電子申請API」では、状況経過日時情報(イメージは下図参照)がe-Gov側から発信されなくなります。そのためVer11.00.00以降は『台帳』上で状況更新されたタイミングの日時を反映する仕様としています。e-Gov側で実際に処理されている正確な日時を表示することはできず、あくまでも参考日時となるためご注意ください。
なお、e-Govが込み合っていたり、メンテナンスをおこなっていると、『台帳』から状況更新したタイミングで”到達”から”審査終了”などのように状況が遷移している可能性もあり、その場合は、”審査中”の日時が入らないケースもあります。
変更点④ 電子申請データ一覧>詳細画面のコメント/公文書の未読・総数表示
「電子申請API」からのe-Gov側の変更点として、従来の「外部連携API」ではe-Gov側からコメントや公文書の未読数の情報を取得することができました。一方、「電子申請API」ではそれらの情報を取得することができないため、『台帳』でコメントや公文書の総数を元に未読の案件があるかどうかを判定し、未読を”有・無”で表記します。そのため、一度コメントを確認し"未読無"となった後にコメントが出されると、再び"未読有"に変わることがあります。
変更点⑤ e-Gov通常申請画面に『台帳』で手続きした案件も表示されるようになる
「電子申請API」では、 e-Govアカウントを用いて本人認証をおこなうため、e-Govアカウントが必要となります。すでにe-Govアカウントにより直接申請をおこなっている場合、そのアカウントでe-Govへログインすると、直接申請している内容と『台帳』からおこなう電子申請の内容がe-Govサイト内で混在し、公文書管理が煩雑になることが予想されます。また、e-Govサイト内で『台帳』からおこなった案件のコメントや公文書を既読にした場合、『台帳』側の申請データ一覧でも状況が更新されてしまうため、『台帳』で電子申請の際使用するe-Govアカウントでは、e-Govへログインしないでください。
【参考:外部連携APIと電子申請APIの変更内容比較表】
変更内容 |
外部連携API (Ver10.00.42まで) |
電子申請API (Ver11.00.00から) |
①e-Govアカウントの登録 | 不要 | 必要 |
②トークンの取得 | 不要 | 必要 |
③状況経過日時の表示 | e-Gov側で処理された日時 | 『台帳』が独自に判定した日時 |
④コメント・公文書の未読表示 | 未読数/総数 で表示 | 有・無 で表示 |
⑤e-Gov通常申請画面の表示(※同一のe-Govアカウントを利用する場合) | e-Govで通常申請した案件のみが表示される | 『台帳』で申請した案件と通常申請した案件が混在して表示される |