更新日:2025年3月3日
Ver11.00.09(2023年8月29日提供)にて、36協定の電子申請に対応しました。
『台帳』から36協定の電子申請をおこなう場合、社会保険労務士証票のコピーの添付が必要となります。
作成方法についてご案内しておりますのでご確認のうえ、ご対応をお願いいたします。
目次 |
提出代行証明書の注意点
2021年4月1日より、社会保険労務士が労働基準法、最低賃金法等に基づく電子申請手続きをおこなう場合は、社会保険労務士等の電子署名・電子証明書がなくても、提出代行証明書(社会保険労務士証票のコピーを貼付したもの)をPDF形式などで添付することにより、電子申請ができるようになりました。
※参照:労働基準法等の規定に基づく届出等の電子申請について(厚生労働省ホームページ)
上記にともない、
『台帳』から「36協定」の電子申請をおこなう場合、電子申請データを送信する際に『台帳』側で電子署名をつけない処理をおこなっています。
そのため、社会保険労務士証票のコピーの添付が必要となります。
e-Govの仕様により「提出代行証明書」+「社会保険労務士証票のコピー」の組み合わせ以外での申請はできかねます。
添付方法として、以下のいずれかの方法でご対応ください。
【1】社会保険労務士証票のコピーを貼付した提出代行証明書を新たに作成する
【2】現在利用している提出代行証明書とは別に、社会保険労務士証票のコピー(PDF形式など)を申請の都度添付ファイルとして添付する
※ただし、提出先によって対応が異なる場合もありますので、一度提出先にご確認ください。
【1】の社会保険労務士証票が貼付してある提出代行証明書を作成する場合は、
以下に記載の内容をご確認ください。
提出代行証明書(社会保険労務士証票・添付)の作成方法
事前に社会保険労務士証票をスキャンし、JPGやPNG等の画像形式で保存してください。
1.事業所ファイルの「電子申請関連」より「提出代行証明書」タブ内の「提出代行証明書作成」をクリックしファイルを出力
2.Excelリボンメニューの「挿入」>「画像」>「セルの上に配置」>「このデバイス」の順番にクリック
3.事前に準備した社会保険労務士証票の画像を選択し、「挿入」をクリック
4.挿入された画像を社会保険労務士証票コピー貼付欄に配置
※イメージ図
5.ファイルタブをクリックし、「名前を付けて保存」を選択
保存先を「参照」より選択し、ファイル名を入力します。
ファイルの種類はPDFを選択し、「保存」をクリックします。
6.各事業所ファイルの「会社情報」をクリックし、「電子申請」タブを選択
「参照」をクリックし、手順5で作成したPDFファイルを選択します。
最後に提出代行証明書が表示されるか確認するため、「プレビュー」をクリックしてください。
一度登録した「提出代行証明書」のファイルは、保存場所(参照先)やファイル名の変更をすると再設定が必要になります。
以上で完了です。
法人番号の記載について
2024年4月1日以降、労働保険番号の他に法人番号の記載が必須となります。
電子申請の仕様上、必須の項目ではありませんが法人番号が未入力の場合、提出先の労働局によっては法人番号の記載を促される場合があり、注意喚起を掲載している労働局もあります。(参考:福井労働局ホームページ)
詳細は厚生労働省作成のパンフレット「36協定の適正な締結」をご確認ください。
上記をふまえ、
法人番号がある事業所の場合、会社情報の「法人番号」欄に登録をしてから、36協定届の作成をしていただきますようお願いいたします。
法人番号の登録方法
事業所を開き、会社情報の基本データタブにある、一番下の項目から法人番号を登録できます。
個人事業主の場合
事業所が個人事業主で、法人番号が存在しない場合は、法人番号欄は空欄のままで構いません。
詳細は「法人番号欄に個人番号を入力しても良いですか?」をご参照ください。
◆マニュアルはこちら 関連情報:36協定届電子申請作成マニュアル(一般) 関連情報:36協定届電子申請作成マニュアル(建設) 関連情報:36協定届電子申請作成マニュアル(自動車運転)