Q.お問い合わせ内容
とある事業所で昨年までは労務費率を使用して賃金総額を算定していましたが、今年からは賃金総額を直接入力して算定したいと思います。
入力方法を教えてください。
A.回答
処理ファイル「一括有期」では、労務費率によって求める場合と賃金総額によって求める場合、どちらも対応しております。
※事前準備として、一括有期事業の工事データの入力が必要です。未入力の場合は、工事データを先に入力してください。
目次
すべて賃金総額から求める場合
- 「一括有期データ作成」を開き、年度内に終了しない工事データは「対象外データ削除」から削除して、一番右側にある賃金総額に直接金額を入力します。削除方法はこちらをご確認ください。
※直接入力後、「集計」はおこないません。
※適宜「並替」よりデータの並び替えをおこないます。並び替えの方法はこちらをご確認ください。 - 入力後、一括有期事業報告書の印刷から「普通用紙」または「役所用紙」を開きます。
「データ選択」をクリックし、「賃金総額を実際の「支払賃金」で処理する場合」をクリックします。
※画像は「普通用紙」を例としています。 - 表示されたフォーム画面で「賃金総額はすべて「支払賃金」による。」を選択し、「表示」をクリックします。
- ページ数を選択し「表示」をクリックすると、シート上に「賃金総額はすべて「支払賃金」による。」という文言が表示されます。
- 総括表で集計をおこなう場合は「支払賃金により賃金総額が含まれている」を選択して集計します。
一部賃金総額から求める場合
- 「一括有期データ作成」を開き、年度内に終了しない工事データは「対象外データ削除」から削除して、「集計」をおこないます。削除方法はこちらをご確認ください。
その後、賃金総額から求める工事データの労務費率を「Delete」キー等で削除し、賃金総額欄に直接金額を入力します。
※直接入力後、「集計」はおこないません。
※適宜「並替」よりデータの並び替えをおこないます。並び替えの方法はこちらをご確認ください。 - 入力後、一括有期事業報告書の印刷から「普通用紙」または「役所用紙」を開きます。
「データ選択」をクリックし、「賃金総額を実際の「支払賃金」で処理する場合」をクリックします。
※画像は「普通用紙」を例としています。 - 表示されたフォーム画面で「②の労務費率に数字が入っていない事業は「支払賃金」による賃金総額です。」を選択し、「表示」をクリックします。
- ページ数を選択し「表示」をクリックすると、シート上に「②の労務費率に数字が入っていない事業は「支払賃金」による賃金総額です。」という文言が表示されます。
- 総括表で集計をおこなう場合は「支払賃金により賃金総額が含まれている」を選択して集計します。