更新日:2026年5月13日
『台帳』で保険料のお知らせを作成する際、他社の給与システムで計算した結果と比較すると、
介護保険料などに1円程度の差が発生しています。
セルズソフトでの社会保険料の計算方法はどのようになっていますか?
セルズソフトでの社会保険料の計算方法
セルズソフトでは、各保険料を個別に計算するのではなく、
「合算した総額から差し引く」という計算方法を採用していることから、社会保険料は以下のように計算します。
※子ども・子育て支援金や介護保険料単独での端数処理はできません。
計算例の基本情報
標準報酬月額:126,000円、健康保険料率:49.65/1000、
子ども・子育て支援金率:1.15/1000、介護保険料率:8.1/1000
端数処理の設定は50銭以下切り捨て、51銭以上切り上げ
1.健康保険料の算出
健康保険料単体の料率で計算し、端数処理(50銭以下切捨て等)をおこなった額を「健康保険料」として算出します。
126,000円 × 49.65/1000 = 6,255.9円 ⇒ 端数処理(切り上げ)により 6,256円
2.子ども・子育て支援金の算出
「健康保険+支援金」の合算料率で計算した総額から、「1.の健康保険料」を差し引いた額を「子ども・子育て支援金」として算出します。
126,000円 × (49.65 + 1.15)/1000 = 126,000円 × 50.8/1000 = 6,400.8円 ⇒ 端数処理(切り上げ)により 総額6,401円
6,401円 - 6,256円(健康保険料)=145円
3.介護保険料(40歳以上65歳未満)の算出
「健康保険+支援金+介護」の合算料率で計算した総額から、他の算出した保険料分を差し引いて個別の額を算出します。
126,000円 × (49.65 + 1.15 + 8.1)/1000 = 126,000円 × 58.9/1000 = 7,421.4円 ⇒ 端数処理(切り捨て)により 総額7,421円
7,421円 - 6,256円(健康保険料) - 145円(支援金) = 1,020円
4.健康保険料計の算出
「健康保険」「子ども・子育て支援金」「介護保険」の保険料分を合算して算出します。
6,256円(健康) + 145円(支援金) + 1,020円(介護) = 7,421円
他社の給与システム等との計算結果の相違について
社会保険料の計算方法(各項目を個別に計算するか、合算から差し引くか)の違いや、
端数処理をおこなうタイミングの差により、他社の給与システム等で計算した結果と比較して
介護保険料などに1円程度の差が生じる可能性がございます。
下記オフィシャルサイトやマニュアルでもご案内しています。
参考:子ども・子育て支援金を協会けんぽの標準報酬月額表と同じ額としたい場合
処理ファイル「保険料通知」から作成できる保険料通知では、子ども・子育て支援金の計算・端数処理を単独で計算し、
協会けんぽの標準報酬月額表と同じ額にすることが可能です。
※参考
処理ファイル「月額変更届」>「保険料計算へ」および、処理ファイル「算定基礎届」>「保険料計算へ」から
作成できる保険料通知も同様の処理が可能です。
※事業所ファイルの「ツール」>「今月の社会保険料」から出力する「給与(賞与)の保険料」では本機能は非対応です。
子ども・子育て支援金を単独で計算・端数処理をする場合は、処理ファイル「保険料通知」・処理ファイル「月額変更届」・
処理ファイル「算定基礎届」のいずれかより保険料通知を作成してください。
修正プログラムのダウンロードをおこなってください。