Q.お問い合わせ内容
給与計算していない事業所ですが、毎月の手当ごとの給与データを賃金ファイルに登録したいと考えています。賃金ファイルを使用する前に必要な設定を教えてください。
A.回答
賃金ファイルへ給与データの登録をおこなうには、事前に会社情報や個人情報の登録、手当や控除、勤怠項目などの設定が必要です。
下記にて設定手順をまとめた動画をご用意しておりますので、ご覧いただき、設定をお願いします。また、個人情報の編集と労保・雇保対象外手当の設定について補足のご案内をしていますので、適宜お役立ていただけますと幸いです。
※動画でご案内している「会社情報の登録について」及び「個人情報の登録について」は、以下のページをご参照ください。
会社情報の登録について:こちらのページ
個人情報の登録について:こちらのページ
賃金ファイルに登録した個人情報の編集方法
氏名の変更や勤務形態の変更による労保区分の変更等で、賃金ファイルの個人情報を編集する必要がある時は、「ツール」から編集することができます。
- 賃金ファイルの画面で、「ツール」をクリックします。
「ツール」画面を開いた後、「社員情報の登録と編集」タブの「編集(変更)」ボタンをクリックします。 - 変更があったところを編集し、「登録」ボタンをクリックします。
- 「登録しますか?」のメッセージが表示されるので、「はい」のボタンをクリックします。続けて、「登録しました。」というメッセージも表示されるので、「OK」のボタンをクリックします。
以上で、個人情報の編集は完了です。
※なお、「台帳」に登録している個人情報を編集した後、賃金ファイルを開いた時に、自動的にその編集した内容を反映させることもできます。
「労保・雇保対象外手当」の設定方法
賃金ファイルの基本情報の設定より登録をした手当項目には、「労保・社保対象外手当」の設定をすることができます。
- 「労働保険のみ対象外手当」の設定をした場合は、労働保険の年度更新処理で、「賃金ファイルのデータを基に集計する方法」を選択された際に、自動的に給与の総額から、その設定をした手当項目の金額を除いた額で集計をします。(おもに「役員報酬」や「祝い金」を念頭に置いています。)
※年度更新のデータ集計に賃金ファイルのデータを利用する方法はこちらのページをご覧ください。
- 「労保と社保対象外手当」の設定をした場合は、給与の総額を台帳の給与データに反映させる際に、その設定した手当項目の金額を除いた額を反映します。(労働保険や社会保険の報酬には含めない「出張旅費」等を念頭に置いています。)