「提出代行証明書」は社会保険労務士が事業主に代わって手続きを電子申請する際に、事業主の電子署名を省略するために添付します。
2021年4月現在、「提出代行証明書」を作成する場合には一般的に以下画像の様式を使用します。
「提出代行証明書」のポイント
- 1事業所につき1枚作成します。
- 作成した証明書は、変更事項が無い限り継続して使用することが出来ます。
- 社会保険労務士証票のコピー貼り付け欄は、必要な場合に貼り付けます。『台帳』では「36協定届」の電子申請をおこなう場合に、社会保険労務士証票のコピーの添付が必要です。詳細は「こちら」をご確認ください。
押印省略について
現在、行政主体で手続きの押印省略が進められていますが、社会保険労務士の「提出代行証明書」も押印無しでの申請が可能です。
既に押印有りで取得されている旧様式については、事業所名などの変更事項が無い限りはそのままご使用いただけます。
なお、『台帳』から出力可能な「提出代行証明書」の様式対応は、次回のバージョンアップ(Ver.10.00.27)での提供を予定しております。
『台帳』で作成する方法
以下の方法で作成します。
(「委任状」や「提出代行同意書」も同じ画面で作成することが出来ます。)
1.各事業所ファイル画面の左下にある「電子申請関連」をクリックします。 「提出代行証明書」タブ内の「提出代行証明書作成」をクリックし出力します。
複数の事業所の提出代行証明書を一括で作成される場合は、下記の記事をご確認ください。
2.出力された「提出代行証明書」の記載内容をご確認後、スキャナなどでパソコンに取り込みます。
ファイルの形式はPDFにします。
3.各事業所ファイルの「会社情報」をクリックし、「電子申請」タブを選択します。
「参照」ボタンをクリックし、PDF形式で取り込んだファイルを選択します。
こちらで一度登録した「提出代行証明書」のファイルは、保存場所(参照先)やファイル名の変更をすると再設定が必要になります。
設定は以上です。 設定をおこなっても電子申請の際に「提出代行証明書が存在しません」という表示が出る場合、 あらかじめ設定したPDFの参照が出来ていない可能性がございます。
解消方法などは下記の記事をご確認ください。