「提出代行証明書」は社会保険労務士が事業主に代わって手続きを電子申請する際に、事業主の電子署名を省略するために添付します。
2021年4月現在、「提出代行証明書」を作成する場合には一般的に以下画像の様式を使用します。
「提出代行証明書」のポイント
- 1事業所につき1枚作成します。
- 作成した証明書は、変更事項が無い限り継続して使用することが出来ます。
- 社会保険労務士証票のコピー貼り付け欄は、必要な場合に貼り付けます。『台帳』では「36協定届」、「就業規則(変更)届」、「1年単位の変形労働時間制に関する協定届」の電子申請をおこなう場合に、社会保険労務士証票のコピーの添付が必要です。詳細は、下記よりご確認ください。
「36協定届」はこちらのページ
「就業規則(変更)届」はこちらのページ
「1年単位の変形労働時間制に関する協定届」はこちらのページ
※『台帳』から電子申請をおこなう場合、「36協定届」、「就業規則(変更)届」、「1年単位の変形労働時間制に関する協定届」の電子申請以外の手続きでは、社会保険労務士証票のコピーの添付は必要ありません。(2024年3月12日現在)
押印省略について
現在、行政主体で手続きの押印省略が進められていますが、社会保険労務士の「提出代行証明書」も押印無しでの申請が可能です。
既に押印有りで取得されている旧様式については、事業所名などの変更事項が無い限りはそのままご使用いただけます。
※2021年4月1日現在、全国の提出先機関で上記の取り扱いが統一されていない可能性がございます。
押印を省略したことによって返戻があった場合は、詳細は管轄の提出先機関にお問い合わせください。
『台帳』で作成する方法
下記の方法で作成します。
(「委任状」や「提出代行同意書」も同じ画面で作成することができます。)
- 各事業所ファイル画面の左下にある「電子申請関連」をクリックします。 「提出代行証明書」タブ内の「提出代行証明書作成」をクリックし出力します。
なお、複数の事業所の提出代行証明書を一括で作成される場合は、こちらのページをご確認ください。 - 出力された「提出代行証明書」の記載内容をご確認後、スキャナなどでパソコンに取り込みます。ファイルの形式はPDFにします。
社会保険労務士証票を貼付した提出代行証明書を作成する場合は一旦Excelに「ファイル出力」し、画像ファイルの社会保険労務士証票を取り込んでからPDFを作成します。 - 事業所ファイルの「会社情報」をクリックし、「電子申請」タブを選択します。
「参照」をクリックし、PDF形式で取り込んだファイルを選択します。
最後に「プレビュー」をクリックし、提出代行証明書が表示されるか確認します。こちらで一度登録した「提出代行証明書」のファイルは、保存場所(参照先)やファイル名の変更をすると再設定が必要になります。
設定は以上です。
上記設定をおこなっても電子申請の際に「提出代行証明書が存在しません」という表示が出る場合は、 あらかじめ設定したPDFの参照ができていない可能性がございます。
解消方法などはこちらのページをご確認ください。