更新日:2025年3月14日
このページでは、『台帳』の処理ファイル「事務組合」で、雇用保険料率の変更などにより、
納入通知書の概算保険料欄に自分で計算した金額を直接入力する方法ついて解説します。
事前準備
『台帳』ではバージョンアップにより、雇用保険料率の変更に対応しますが、
バージョンアップより前に「事務組合」で保存データを作成する場合は、手動で変更する必要があります。
手動で料率を変更する方法は、「事務組合で保存データを作成しようとすると「概算 雇用保険の設定でエラーが発生しています。」と表示される」の「対処法」をご参照ください。
概算保険料を直接入力する方法
1.処理ファイル「事務組合」を開き、「算定基礎賃金等の報告」よりデータを作成
「算定基礎賃金等の報告」より「読込」をクリックし、該当の労働保険番号を選択して「すべてのデータ」をクリックしてデータを作成します。
詳しい作成方法は「事務組合マニュアル」をご参照ください。
2.賃等報告画面上部の「納入通知書」をクリック
※処理ファイル「事務組合」のTOP画面にある「納入通知書」からも同様に開くことが可能です。
3.「ツール」をクリックし、「変則的な保険料」タブより「雇用保険料」欄に金額を入力して「OK」をクリック
※ただし、労災保険と雇用保険の賃金総額が同額の場合は、合計額に反映される仕組みが異なるため、
「変則的な保険料」タブより労災保険料と雇用保険料の両方に金額を入力してください。
雇用保険料のみに入力しても、合計額が正しく反映されません。
4.納入通知書に手入力した雇用保険料が反映されているかを確認
「納入通知書」の雇用保険料率欄には、手順1の「算定基礎賃金等の報告」のデータ作成時点の料率が表示されます。
仕様上「納入通知書」にて料率の変更や空欄とすることはできないため、
変更したい場合は、Excelリボンメニューの「セルズサポート」>「ファイル出力」よりExcelに出力して直接編集してください。
ファイル出力の詳細は「現在開いている画面をExcelファイルとして保存、編集したい」をご参照ください。