Q.お問い合わせ内容
年度更新・一括有期の申告書を電子申請をおこなったところ、「概算保険料算定内訳の労働保険料の保険料率が正しくありません。郵送した申告書を参照してください。」というエラーになりました。
「労働保険料」だけではなく、「労災保険料」「雇用保険分」の保険料率も正しくないとしてエラーになっています。どのように対応したらよいでしょうか。
A.回答
電子申請データをe-Govに送信する際、申告書に記載の保険料率と桁数も含めて同一であるかをe-Gov側でチェックする仕様になっています。
そのため、労働局から配布されている申告書に記載の保険料率と、『台帳』から送信する電子申請データの料率が一致していない場合はエラーになります。
改めてお手元の労働局から配布された申告書をご確認いただき、『台帳』の電子申請データ作成画面の保険料率欄の数値を一致させたうえで、再度電子申請データの作成・送信をお願いします。
※なお、「確定保険料算定内訳の労働保険料の保険料率が正しくありません。」とエラーになる場合や、「労災保険分」や「雇用保険分」でも同様のエラーになる場合も原因と対応方法は同様です。
【申告書に印字されている保険料率が%表記の場合】
一括有期のメリット料率適用事業所については、申告書に印字されている保険料率欄が%で表記されている場合があります。その場合は、電子申請データを作成する際に「メリット料率を%で入力」にチェックを入れて、申告書と同じ%形式で入力し直してください。
弊社では実環境において申告書の印字が「30%」の場合は「+30%」として検証をおこない確認しております。また「-30%」などマイナス表示の場合は「-30%」と入力してください。
また、申告書の保険料率欄に「**.**」の印字がある場合は、空欄にしてください。
『台帳』と申告書の料率欄が一致してもエラーになる場合
『台帳』と申告書の料率欄が一致してもエラーになる場合は、労働局から配布された申告書に印字してある内容と、e-Govに登録されているデータが相違している可能性があります。
ただし、e-Govに登録してある労働保険のデータは、『台帳』から確認することはできません。
お手数ですが、e-Govへ直接アクセスしていただき、e-Gov側で登録されている保険料率と合致しているか確認をお願いします。
その際、アクセスコード(※)が必要になりますので、労働局から配布された申告書をご確認ください。
※アクセスコードについては「厚生労働省ホームページ(アクセスコードとは)」をご確認ください。