月額変更対象者の確認や、算定基礎届・年度更新の時期に慌てないために、毎月の給与データを「台帳」へ登録をしておきたい!とお考えの方も多いのではないでしょうか。
毎月確実に給与データの登録をおこなうためには、なるべく手間と時間をかけず操作ができることが重要ですよね。
「台帳」には給与データを登録する方法が複数あります!
顧問先によって給与データのもらい方も異なると思いますので、顧問先ごとに最適な方法を下記のチャートで確認してください。
給与データの登録方法フローチャート
給与データの登録方法4つについて
①台帳Cells給与連携
Cells給与にて給与・賞与計算後、更新をするタイミングで自動的に台帳へデータを反映させることができます。操作方法はこちら。
なお、給与・賞与更新後に手動で反映させる方法もあります。操作方法はこちら。
上記のデータ反映方法は、どちらも台帳の「賃金ファイル」へデータを取り込みをした後、総支給額のみ「給与データ」へ反映します。
「賃金ファイル」のメリットは、データを保持していれば、年度更新や算定基礎届にて社保・労保対象外の金額を差し引く必要はありません。また、月毎に労保・雇保区分を保持しているので、年度の途中で区分変更があっても、年度更新の集計時に区分変更操作が不要です。詳細はこちらをご確認ください。
上記のような操作があまり発生しない事業所につきましては、「給与データ」へ総支給額のみを反映させる対応もございます。操作方法はこちら。
②賃金ファイルへ取込
他社給与計算ソフトから計算結果をCSVデータにて出力し、そのデータを「賃金ファイル」へ取り込みます。
取込設定には手間がかかりますが、①で述べた「賃金ファイル」のメリットだけでなく、給与計算をおこなっていない事業所も「賃金台帳」をデータとして台帳内で管理できます。操作方法はこちら。
③Cellsドライブ給与入力表
顧問先にてWEB上で入力作業をお願いできるのであれば、「事業所マイページ」で給与データを入力・送信してもらい、事業所ファイル内「給与データ」へデータ取込をします。
操作方法はこちらのマニュアルをご確認ください。
④給与データ記載用様式
「給与データ」と同じフォーマットをExcel出力します。
顧問先へメール等でExcelを送信し、給与データを入力後に返送してもらいます。
受け取ったExcelデータは、事業所ファイル内の「給与データ」へ貼り付けます。
「給与データ記載用様式」操作方法
- 事業所ファイルを開き、「給与データ」を選択します。
- 「ツール」から「その他」タブを開き、最下段の「給与データ記載用様式」枠内の「実行」をクリックします。
- 「給与データ記載用の様式を作成しますか?」と表示されるので、「はい」をクリックします。
- シートに表示する「年度」、「対象者」、「社保」「雇保」の列を表示・非表示の設定をし「OK」をクリックします。
- 「給与データ記載用様式」が完成したら、Excelファイル出力をします。
「セルズサポート」タブから「ファイル出力」を選択します。
「Excelファイル出力」フォームにて、ファイル名・保存先を設定してから「実行」をクリックします。
- 出力されたExcelファイルを顧問先へメール等でお送りください。