このページでは、会社名や住所、雇用保険番号など、事業所の情報を台帳へ登録する方法について案内します。
目次
会社情報の登録場所
事業所の情報は、事業所ファイルの「会社情報」で登録をおこないます。台帳では、会社情報に登録した内容を利用して各種手続きデータを作成します。なお、会社情報は事業所ファイルごとに登録をおこないます。
会社情報画面の開き方・閉じ方
台帳から事業所ファイルを起動し、左側の「会社情報」をクリックすると、会社情報画面が表示されます。情報を入力した後は、画面右上の「×」をクリックすると会社情報画面が閉じ、入力内容が登録されます。
会社情報の登録内容
以下の項目(タブ)ごとに、事業所の情報を登録します。
1.基本データタブ
会社の基本的な情報を登録します。
登録を行う前に
「﨑」や「髙」の環境依存文字や「・」などの記号、ローマ数字などの特殊文字については電子申請データには使用できません。会社名や事業主名に利用できない文字が含まれている場合は、常用文字におきかえたり、記号は省略をしたりして登録をお願いします。(なお、常用漢字に置き換えた場合、台帳から印刷して出力した帳票も常用漢字で表示されます。)
各項目の登録内容
項目名に(任意)の表示がある場合は、空欄でもかまいません。
項目名 | 説明 |
---|---|
年度 | 登録を始める年度を「▼」をクリックしてリストから選択します。 |
会社NO(任意) | 管理用の番号を振って事業所を整理する場合に登録します。 |
決算月(任意) | 事業所の決算月を「○月決算」のように登録します。 |
会社名/ 会社名フリガナ |
事業所の名称とフリガナをそれぞれ全角で入力します。 |
郵便番号 | 事業所所在地の郵便番号を「○○○-○○○○(半角)」形式で入力します。「変換」をクリックすると所在地欄に都道府県・市区町村名が反映されます。 |
所在地/ 所在地フリガナ |
事業所の所在地と所在地フリガナを全角で入力します。 |
代表者職名/ 代表者職名フリガナ |
事業所の代表者の職名とそのフリガナを全角で入力します。 (例)代表取締役 など |
代表者氏名/ 代表者氏名フリガナ |
事業所の代表者の氏名とそのフリガナを全角で入力します。姓と名の間には全角スペースを1つ空けます。 |
TEL/FAX | 事業所の電話番号とFAX番号を「○○○-○○○-○○○(半角)」形式で入力します。 |
業種 | 事業所の業種を入力します。 (例)ソフト制作業 など |
その他(任意) |
事業所の所在地が複数ある場合に、予備の所在地を入力しておきます。 (例)社会保険と雇用保険の登録所在地が異なる場合 など |
法人番号 | 事業所の法人番号(13桁)を登録します。個人事業主の場合は登録不要です。 |
2.社会保険タブ
社会保険に関する情報を登録します。
各項目の登録内容
項目名に(任意)の表示がある場合は、空欄でもかまいません。
項目名 | 説明 |
---|---|
事業所整理記号 | 厚生年金用の整理記号を「数字2桁-カタカナまたはアルファベット(全角)」で入力します。 社会保険に加入していない事業所はダミーの番号を入力しておきます。(例)11-アアア |
協会けんぽNo | 協会けんぽの事業所番号を半角数字8桁以内で入力します。 |
事業所番号 | 年金事務所から付与される事業所番号を半角数字で入力します。 社会保険に加入していない事業所はダミーの番号を入力しておきます。(例)12345 |
社保適用年月(任意) | 事業所の社会保険適用年月を入力します。 |
賞与支払月(任意) | 事業所の1年間の賞与支払月を入力します。(例)7月12月 |
管轄-年金事務所 | 事業所の管轄年金事務所名を入力します。 |
管轄-健康保険組合/ 厚生年金基金 |
健康保険組合や厚生年金基金に加入している場合は、組合(基金)名と事業所番号を入力します。 |
料率パターン | 事業所が適用になる社会保険の料率パターン番号(※)を「▼」をクリックしてリストから選択します。 ※事前にパターン料率の設定が必要です。設定方法はこちらのページにある「社会保険の料率を登録する」をご覧ください。 |
端数調整パターン | 社会保険の本人負担分の端数処理を設定します。「50銭以下切捨」の場合は特に設定変更は必要ありません。なお、上記以外の端数処理を設定したい場合は、別途端数調整パターンの登録が必要となります。 |
3.雇用保険タブ
雇用保険に関する情報を登録します。
各項目の登録内容
項目名に(任意)の表示がある場合は、空欄でもかまいません。
項目名 | 説明 |
---|---|
雇用保険事業所番号 | 事業所番号を「4桁-6桁-1桁(半角)」形式で入力します。 |
(予備の雇用保険事業所番号) |
1つの事業所に複数の事業所番号が付与されている場合は、予備の番号を「4桁-6桁-1桁(半角)」形式で入力します。なお、事業所番号が3つ以上ある場合は、都度会社情報を入力し直しのうえ、手続きが必要です。詳細はこちらのページをご覧ください。 |
雇用保険料率区分 | 料率区分を「▼」をクリックしてリストから選択します。 |
雇用保険設置年月日 (任意) |
雇用保険の設置年月日を入力します。 |
労働保険成立年月日 (任意) |
労働保険の成立年月日を入力します。 |
管轄 | 事業所の管轄公共職業安定所名を入力します。 |
4.労働保険タブ
労働保険に関する情報を登録します。労働保険番号は1つの事業所ファイルにつき最大6つ、一括有期は1つ登録が可能です。
各項目の登録内容
項目名に(任意)の表示がある場合は、空欄でもかまいません。
項目名 | 説明 |
---|---|
管轄 | 事業所の管轄労働局と管轄労働基準監督署名を入力します。 |
労働保険番号1~6/ 一括有期 |
労働保険番号ごとに情報が登録できます。一括有期事業の場合は「一括有期」タブに登録してください。 「労働保険番号1~6/一括有期」内の入力項目の説明については項目名「労働保険番号」以下をご確認ください。なお、入力画面右上の「同」をクリックすると、基本データタブで入力した内容が反映されます。 |
労働保険番号 | 労働保険番号を「5桁-6桁-3桁(半角)」で入力します。 |
事業所名称/ 事業所名称フリガナ |
労働保険番号に対応する事業所名とフリガナを全角で入力します。 |
事業所所在地/ 事業所所在地フリガナ |
労働保険番号に対応する事業所所在地とフリガナを全角で入力します。 |
事業の種類 | 事業の種類を入力します。 |
労災種類の分類 | 労災事業の分類を「▼」をクリックしてリストから選択します。 |
保険料納付区分 | 年度更新時の保険料納付を口座振替でおこなっている場合はチェックを入れます。 |
労災保険区分 |
年度更新時の賃金集計の際に使用する区分です。初期設定では労働保険1には以下のとおり登録がされています。 労働保険番号が複数ある場合の労災保険区分の登録方法については、こちらをご覧ください。 |
雇用保険区分 |
年度更新時の賃金集計の際に使用する区分です。初期設定では労働保険1には以下のとおり登録されています。 労働保険番号が複数ある場合の雇用保険区分の登録方法については、こちらをご覧ください。 |
労働保険番号が複数ある事業所の労災保険・雇用保険区分の登録について
労働保険番号が複数ある事業所の場合は、労災保険・雇用保険区分の数字が他の労働保険番号と重複しないように設定をお願いします(※)。詳細はこちらのページをご確認ください。
※【例】労働保険番号1 労災保険区分:「1」「2」「3」 雇用保険区分:「5」「6」
労働保険番号2 労災保険区分:「11」「12」「13」 雇用保険区分:「15」「16」
5.労働時間タブ
事業所の労働時間などに関する情報を登録します。
各項目の登録内容
項目名に(任意)の表示がある場合は、空欄でもかまいません。
項目名 | 説明 |
---|---|
始業時刻/終業時刻 | 始業・終業時刻を「○:○○」形式で入力します。 |
休憩時間 | 休憩時間を入力します。 |
1日所定労働時間 | 1日の所定労働時間を「○:○○」形式で入力します。 |
週予定労働時間 | 1週間の所定労働時間を「○:○○」形式で入力します。 |
週休制 | 事業所の週休パターンを「▼」をクリックしてリストから選択します。該当のパターンがない場合は直接入力してください。 |
休日内容(任意) | 休日について特記事項があれば入力します。 |
年間休日日数 | 1年間の休日日数を入力します。 |
月所定労働日数 | 1ヶ月の所定労働日数を入力します。 |
給与締日支払日 | 給与の締日と支払日を「▼」をクリックしてリストから選択します。 |
6.電子申請タブ
電子申請時に使用する事業所の情報を登録します。
登録を行う前に
-
「﨑」や「髙」の環境依存文字や「・」などの記号、ローマ数字などの特殊文字については電子申請データには使用できません。会社名や事業主名に利用できない文字が含まれている場合は、常用文字におきかえたり、記号は省略をしたりして登録をお願いします。
- 電子申請時のエラーの原因となる可能性があるため、雇保 提出代行(DOC)欄およびEmail欄以外の全ての項目について登録をお願いします。
各項目の登録内容
電子申請用会社データ内の「同」ボタンをクリックすると、基本データタブの内容が会社名以下の項目に反映されます。
項目名 | 説明 |
---|---|
社保/雇労保提出代行 |
事前に作成した事業所の提出代行証明書(※)を社保・雇労保それぞれに登録します。「参照」をクリックし、提出代行証明書ファイルを選択して登録をおこなってください。「プレビュー」から登録した提出代行証明書の内容を確認することが可能です。 ※提出代行証明書の作成方法については、こちらをご覧ください。 |
申請者情報 | 事務所情報他画面で登録したe-Gov申請者情報の番号を選択します。 |
会社名/フリガナ | 事業所名とフリガナを全角25文字以内で入力します。 |
事業主/フリガナ | 事業主名とフリガナを全角12文字以内で入力します。必ず姓と名の間に全角スペースを1つだけ入れてください。 |
都道府県コード | 事業所所在地の都道府県コードを「▼」をクリックしてリストから選択します。 |
整理記号 | 厚生年金の事業所整理記号を「数字2桁-カタカナまたはアルファベット(半角)」で入力します。 社会保険に未加入の場合はダミーの番号を入力しておきます。(例)11-アアア |
事業所番号 | 年金事務所から付与される事業所番号を半角数字で入力します。 社会保険に未加入の場合はダミーの番号を入力しておきます。(例)12345 |
所在地/フリガナ |
事業所の所在地とフリガナを都道府県名から全角37文字以内で入力します。フリガナにはアルファベットや記号は入力しないでください。(例)~ビル2F→~ビル2カイ |
TEL/FAX | 事業所の電話番号とFAX番号を「○○○-○○○-○○○○ 」形式で「-(ハイフン)」を含めて半角12文字以内で入力します。FAX番号がない場合は、電話番号を入力しておきます。 |
Email(任意) | 事業所のメールアドレスを入力します。 |
電子申請用提出先データ (年金事務所/ハローワーク/監督署) |
「年金事務所」「ハローワーク」「監督署」をクリックし、電子申請の提出先をリストからダブルクリックして登録します。 |
提出代行証明書の作成について
台帳で登録した事業所の情報を利用して提出代行証明書を作成することが可能です。1社ごとに作成する方法はこちらのページを、複数の事業所を一括して作成する方法はこちらのページをそれぞれご覧ください。
台帳初期設定ガイド 目次
Step1 台帳を導入するにあたって(導入前~台帳が手元に届くまで)
Step2 初期設定をおこなう(台帳がインストール可能になったら)
Step3 会社や従業員情報を登録する(初期設定が完了したら)
10.会社情報の登録方法
15.マニュアル等の確認とサポートセンターへのお問い合わせ方法