算定基礎届や年度更新、離職票など、手続きによっては従業員の給与情報が必要です。このページでは、従業員の賃金データを台帳で管理する方法について案内します。
目次
台帳での賃金データ管理方法
台帳では、従業員の賃金データを管理する機能として、「給与データ」と「賃金ファイル」の2つの機能をご用意しています。
給与データは各従業員の総支給額のみを登録するので、簡単に入力ができます。給与データの登録があれば、賃金ファイルは利用していなくても手続きデータの作成は可能です。一方、賃金ファイルは勤怠項目や各手当・控除の支払内訳など詳細な賃金データを管理することができます。
このページでは、給与データの登録方法を中心にご案内します。
給与データの登録方法
給与データは以下の手順で事業所ファイルごとに入力します。なお、セルズの給与計算ソフト『Cells給与』をご利用の場合は、Cells給与で計算したデータを台帳へ取り込むことが可能です。詳細は「Cells給与から計算データを取り込む場合」をご覧ください。
給与データ画面に直接金額を登録する場合
- 台帳を起動し、事業所ファイルを開きます。
- 「給与データ」をクリックします。
- 従業員データの一覧(※1)が表示されます。各月欄(※2)に総支給額を入力していきます。Excelファイルからデータをコピー&ペーストで入力することもできます。その場合、貼り付ける際は必ず「値として貼り付け」をおこなってください。
※1 従業員データは、社員No順や健保No順などに適宜並び替えが可能です。操作方法についてはこちらのページをご確認ください。
※2 「月額変更届に必要な月のデータだけ入力する」など、手続きに必要な月のみデータを登録することも可能です。給与データの登録月について
給与データは年度更新の集計にあわせて、「締日ベース」での登録をおすすめします。
(例) 当月払い(15日締め当月20日払い)の場合 3/20払(3/15締)の給与→「3月」に登録
翌月払い(15日締め翌月20日払い)の場合 3/20払(2/15締)の給与→「2月」に登録 - 登録が終了したら、左上の「MENU」をクリックして事業所ファイル画面に戻ります。事業所ファイルを保存すると、給与データの登録内容も保存されます。
給与データは個人情報画面右側の「給与データ」欄からも入力できます。入力ができない場合は、こちらのページをご確認ください。
Cells給与から計算データを取り込む場合
Cells給与で計算したデータを給与更新するタイミングで台帳に反映させることが可能です。取り込みにあたっては台帳側とCells給与側でそれぞれで事前に設定が必要になります。設定方法については以下のページをご確認ください。
台帳側で必要な設定
こちらのページをご覧ください。
Cells給与側で必要な設定
こちらのページをご覧ください。
賃金ファイルについて
以下の場合は、賃金ファイルを利用してデータを管理するのがおすすめです。
- 総支給額だけでなく、各手当金額の内訳や勤怠項目も含め管理をしたい
- 他ソフトからCSVデータで給与データを取り込みたい
なお、賃金ファイルは各手当や控除などの詳細なデータを入力して保存する機能です。給与計算をおこなうことはできませんのでご了承ください。設定方法について、詳細は以下のページをご覧ください。
賃金ファイルの初期設定
ご利用にあたって、手当控除項目などの初期設定が必要です。詳細はこちらのページをご覧ください。
賃金ファイルへのデータ登録方法
各月のデータ入力方法について、詳細はこちらのページをご覧ください。
ここまでのご案内で不明な点がある場合
ここまでのご案内で設定や操作方法について不明な点がある場合は、こちらのページをご覧いただき、セルズサポートセンターへお問い合わせください。
台帳初期設定ガイド 目次
Step1 台帳を導入するにあたって(導入前~台帳が手元に届くまで)
Step2 初期設定をおこなう(台帳がインストール可能になったら)
Step3 会社や従業員情報を登録する(初期設定が完了したら)
14.賃金データの管理方法
15.マニュアル等の確認とサポートセンターへのお問い合わせ方法